卒制

工房の日常性をどう扱うか。




空間自体にフィルターをかけ、一度「現実」や「日常」から距離をとるのが有効ではないのかと考えた。
絵を描くためにキャンバスを用意する、ような感じで基盤をフィクションにする。
具体的には展示場所にある道具や構造体、機器をそれらのもつ形態を保持したまま、できるだけ忠実にすべて包む。窓、蛍光灯、机、椅子、黒板、構造体など。
(包む素材、色などは未定)




そして、その空間にひびを入れる。(入れかたは未定)
そこから露出するのは現実の「工房」。
現実のための虚構。




このような状態を空間全体に広げる。(段ボール、ベニヤ、紙)




イメージモデル。素材:牛乳パック、ペットボトル、広告。




具体的なひびの入りかたのイメージ。(ベニヤ)
どのような素材、色が効果的かこれから詰めていきます。

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