経過報告



テーマを風景に定め、風景を作り出せないか、と漠然と考えていました。
限られた敷地の中で奥行きのある風景を見せ、印象に残す、ということで水盤を作る案です。



1号館裏口の堀下がった部分に水をはり
その手前の芝生スペースには雑木林を模倣し、雑木林を抜けた先で水盤に映ったその光景を眺めます。





太田さんに見てもらったところ、風景をつくる、というより
距離をつくっているように見える、と意見をいただきました。

水をはったこのスペースは1-104講義室への扉があります。
その扉へは普段はたった3段の階段を下りてすぐたどり着けるのですが
水によって先に進むことが出来ず、目の前にある扉が遠い存在になってしまう。。
というような距離が生まれているのではないか、という話でした。


また卒業研究で僕は旅の風景が体に刻まれていた、という話をしていました。
これに関しても太田さんから
風景よりも宮崎から東京までの距離を感じていた印象の方が強いのではないか。。
旅先での出会いなどの方が体験として強く残っているのではないか。。
という意見をもらいました。


そうかもしれません。
もう一度旅の経験を振り返ってテーマを見直してみる必要がありそうです。