見方(関わり方)を変えるということについて。。
場所に対してどう関わっていくか、ということが先週からの課題でした。前回の記事で書いた2択については、
その場所を使って自分のテーマを作品に起こす、
という方向で進みたいと考えました。
単にその場所を見せる作品では説明的なものにしかならないと思い、あくまでも自分の表現をするということをこの卒制では取り組みたいです。
でもなかなかイメージが出てこなくて迷っています。
そこで先生からもらったヒントは見方を変える、ということです。
例えば天橋立はそこにあるものは一切変わっていないにも関わらず、逆さまに風景を見ることで全く違った印象を受ける、という話をしてもらいました。茶室での掛け軸や窓から見える切り取られた景色などもそうだということでした。
また日本と海外での彫刻についての話もあり、海外では360度見せる彫刻に対して日本の仏像などは正面性を大事にしている、という見方(見せ方)の違いがあるそうです。
今回の僕の場所についてもレンガ壁が強い正面性を持っており、これを裏として捉えてはどうかというヒントを頂きました。また僕自身はこの場所を風景として見ていますが、それを道行く人に伝えるということを考えてみろ、という風にも言ってもらいました。どう表現すればいいのか一向に分かりませんがとりあえず模型などで実践してみようと思います!
その他話題に挙がった作品で鉄斎の富士があり、日本人の風景の見方の参考にしたいです。
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