赤澤君が描いた先週のドローイングの中で気になったのが、ボリュームを消すために緑で覆ったこと。逆にそれはそのボリュームがなければでてこなかった案ではないのかなと思って下の写真のようなものを考えた。
ファサードに対してのアプローチ。建物が持っている形態と同時にシンボル性を高くする。
多分これは山崎さんの最初の案も気になっているからかなと。この建物は垂直水平で構成され、プログラムや建設の仕方などからもそれ自体がマシンのように思える。必然的に曲線は目立つし、何かしらのメッセージ性も含められるのではないかと…
それから、市原さんの言っていた吹き抜けのこと。確かに吹き抜けはものすごく重要な要素だと思う。今まで自分も何となくアプローチしたが結局、何となくだった。
それで先週土屋先生から話があったように建物全体で構成するのもありではなかろうかと…
そうしたら、吹き抜けだけでなく、「ファサード、吹き抜け、屋上」が連続して存在して欲しいと思いました。
通りすがりの人はファサードをみて屋上にあがり吹き抜けをみる、市庁舎に用がある人はファサードを何となくみて吹き抜けが目に入り屋上にあがる、などきっかけをつくって連続させる。
多分これも理由があると思う。
一般的に市庁舎に行くことはそうない。ならば誰か一人が来る一回のチャンス(大げさですが)で市庁舎の印象が変わるとかなんか面白いとこだとかの何らかのリアクションがあってほしいと思った。
ここで石黒君が言っていた舞台的空間(本人が言っていたのと多少違うが)が出てくる。
舞台を見に行けばそこにはステージというフレームの中に演者がいて一つのドラマをみせてくれる。
このようにそこに行けば何かしら起こっているという状態です。
例えばこの「なばなの里」
基本的にはとても大きいフラワーパークみたいなものですが演出が細かい。
まず花の扱い方。いつ行っても何か咲いている状況であること(花の開花年間スケジュールをみるとわかります)これはある意味当然かもしれませんが。
あと今の時期では蛍も見れるようで、時期が近づくと毎日の状況(数など)をコメント付きでネットにあげています。
さらに花があまり咲かない冬場はイルミネーションをやります。これはすごい。
写真だけでも行きたくなります。
と、繊細に計画することの例です。
僕が考えているのはこんな感じです。
中途半端ですがここまでで。
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